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お尻の形が四角い、ピーマン尻について
今回は四角いお尻:通称ピーマン尻について解説します!
写真の通り自分のお尻の形が四角くて コンプレックスになっている人も 多いのではないでしょうか? 特に日本人女性に多く臀部(お尻) が平らになっている状態を指します。
骨盤や股関節周辺の筋肉の使い方や姿勢の影響が主な原因として考えられます!
【理想的な丸いお尻について】
このような桃のような丸いお尻を作りたいニーズは現場の声としても非常に多くいただきます!
では実際ピーマン尻と桃尻にはどのような違いがあるのでしょうか?
【ピーマン尻の特徴①】筋肉量低下問題
骨盤周囲に付着している大殿筋や中殿筋といった殿筋群の筋肉量不足が考えられます。これは当たり前の話でお尻の周囲にある筋肉量が少なくなるとボリュームが減ってしまい、やせ細って角ばったお尻の形になってしまいます。正直これは言うまでもありません!殿筋群をバランスよく鍛えましょう!
【ピーマン尻の特徴②】仙骨の問題
仙骨の影響を受けている可能性が考えられます。仙骨が後傾している状態をカウンターニューテーションと言いますが、一般的には殿筋が機能しにくい状態のため結果的に殿筋の筋肉量が低下してしまう恐れがあります。
【ピーマン尻の特徴③】骨盤の形状問題
骨盤の前側(ASIS)、が開くと骨盤の後ろ側(PSIS)が閉じるような構造になっている。前が開き、後ろが閉じる場合、アウトフレアといいます。
また、アウトフレアの状態になると 理論的には骨盤が四角く見えるため 骨盤に付いているお尻も四角く見えてしまう可能性が考えられます。
桃尻に関しては上記3項目を満たしていることが必要です。
【ピーマン尻を改善させる①】ニューテーションへの制限解除
仙骨のニューテーション(前傾)を制限させる部分、大腿二頭筋、仙結節靭帯、仙棘靭帯などの固さが考えられます。そのためストレッチなどで柔軟性を高めることが大切です。 結果的に殿筋が使いやすくなりピーマン尻 から抜け出せる可能性があります。
【ピーマン尻を改善させる②】インフレアへの制限解除
インフレアへの制限となる大殿筋、腰方形筋の短縮、腸骨筋の弱化が可能性として考えられます。
大殿筋、腰方形筋のストレッチや腸骨筋のトレーニングをすることがアウトフレアの改善及びピーマン尻の改善につながる可能性があります!
【ピーマン尻の改善まとめ】
①臀筋群をしっかり鍛えて筋肉量を増やすこと
②仙骨のニューテーション(前傾)へ誘導
③骨盤のインフレア方向への誘導
これら3つをしっかり行うことによってピーマン尻から脱却していきましょう!
最後にエクササイズ動画を参照ください!
大殿筋ストレッチ
仙骨ニューテーション
腸腰筋エクササイズ
中殿筋エクササイズ
ピーマン尻で悩んでいる方は参考にしてみてください!