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大転子の出っ張りについて
太ももの外側が出っ張っている方に知っていただきたい内容になります!
スカートを履いた時などにウエストは入るのに腰の下で引っ掛かるといったお悩みを抱えている方も非常に多いと思います。
なぜ、出っ張るのか?
原因は人により様々ありますが、大きな理由としては下記の理由が考えられます。
・骨盤の形状の差
・大腿骨のハマり方、前捻角、臼蓋の関係
骨盤の形状の差に関しては、男女差もありますし、個人によっても変わってきます。
男性と女性の骨盤を比較したときに女性の方が横に広いため、脚が外側から内側に向かって、やや斜めに向かって付着しています。そのため太ももの付け根に近い大転子が出っ張って見えてしまいます。
大腿骨のハマり方に関しては男性と比較すると女性の方が前捻角と言って大腿骨の捻じれている角度が大きい。
そのため、股関節の外旋可動域が減ってしまい外旋させる筋肉が弱化して、内股のような姿勢になり、ますます大転子が出っ張ってしまいます。
臼蓋に関しても(大腿骨頭の収まるところ)男性と比較して女性は浅い方が多いです。浅いと不安定になり安定性を高めるため、股関節を屈曲、内転、内旋させてしまいます。(いわゆる内股姿勢)
内股のような姿勢になると大転子の位置が真横に移動するため、大転子の出っ張りが気になってしまうのです。
※大転子の正常な位置はやや後方にある
これらを改善するには股関節内旋位で弱化しやすい筋肉、深層外旋六筋や中臀筋を活性化させる必要があります。
また、内転筋群は股関節外旋可動域の制限因子にもなりやすいため適度にストレッチをして緩めることも大転子の出っ張りを改善するにはとても大切になります!
動画を参考に行ってみてください!
大転子の出っ張りで悩んでいる方はこういった身体の構造を理解したうえでストレッチやエクササイズを行うことがとても大切になります!